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ゆぐどらぐらし

世界樹の迷宮2のプレイ日記のようなキャラ日記

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ベンテンの日記 第1回

◆皇帝ノ月 25日
アーシャから日記を渡されたので今日から3日、アタシが担当するよ。
みんなしてるみたいなので一応自己紹介しとく。ベンテンだ。
多分歳はあんたらの中で一番上…ああ、ノージさんは別ね。
趣味は読書と晩酌、ってほどおとなしいものでもないわね、アルコールに逃避してるだけ。

さて、今日の探索はアタシの出番はなし。
4Fで3日クエストの、おっと、未経験の人には説明しとかないといけないね、3日クエストってのは定期的に出される魔物討伐のクエストで、低階層の冒険者の負担軽減のために力のあるギルドに依頼して魔物の絶対数を減らそうってクエストさ。
本来こういうのは衛士の人がやったりするもんだけど、公的な人間には人手不足という名の制約がつきまとうからいつからかこの街に集まる冒険者から選出することになったと聞いたわ。
事実、酒場でクエストの形を借りて出されてはいるけどほとんど公宮のミッションと変わらないし。

まあ、なんでこんなことに詳しいのかっていうのはもう少ししてから教えてあげるよ。
モリーノのバカも書いてたけど、大人の女には秘密があったほうが魅力的じゃない?

大分遅くなって帰ってきた一行に聞いたけどいい感じだったらしいね。
うん、アタシもそう思うよ、このギルドは強い。
ひょっとしたら3日クエストにはアタシはいかないかもしれないけど、大丈夫だと確信してる。

◆皇帝ノ月 26日
今日も留守番なので、少しだけコラムみたいなもんを書いておく。
とあるギルドの昔話なんだけど、そのギルドは生意気な小娘がリーダーの新進気鋭のギルドでね、まだ今ほど樹海探索のバックアップが完璧じゃなかった頃にあったギルドさ。
そのギルドは樹海の迷宮に対してしり込みする冒険者をバカにしながらどんどん探索を進めていった。
もちろん、危険もあったし、今みたいに衛士があちこちに配備されていたり公宮が認めてるわけじゃないから完全に私的な冒険だよね。
それまでにも樹海に挑むやつらはいたけど、みんなその未知の空間と凶悪な魔物達に怯えて辞めちまった。
でも彼女たちのギルドは違ったね。埋もれた道を切り開いて、立ちふさがる魔物を蹴散らして、そうだね、大体10階を越えた辺りかな、アイツがいたのは。

その時もその子らは怯まなかった。階を上がるごとに強くなる魔物には慣れていたし、当然上に行くほど初めて見る魔物だらけで、そいつもそんな中の一匹だとたかをくくっていたんだね。
剣を交えれば分かるはずだった、力の差ってヤツを。もちろんわかったろうね、それでも認めなかったんだ。
自分たちは強い、今までもこんなピンチはあったけど乗り越えてきた。それが自信でなく、慢心だってことにすら気づかなかった。
そして、彼女を残してギルドは全滅した。

それ以来、彼女は冒険に出る事もなく、かといって冒険以外に取り得もないので他の職にもつかず、誘われても断って、ただただ「自分は冒険者だ」っていう無駄な意地だけを持っていじけ続けてた。
ひょっとしたら、今でもギルド本部の隅で膝かかえてブツクサ言ってるのかもしれないね、そのバカな女は。

この話の教訓?まあ、冒険者ってのは臆病なくらいがちょうどいいってこと。それと、仲間を一番に思いやれて、どんなに批難されようと逃げることが出来るヤツじゃなきゃリーダーをするべきじゃない、ってことさ。
まあ、頭の片隅にでも止めておいてくれると、お姉さんうれしいなあ、とか言ってね。

◆皇帝ノ月 27日
…5Fでヤツを見た。
公宮からミッションを受けたときは耳を疑ったけど、本当にいた。
確かに昔に比べて低階層に凶暴なのが増えたなとは思ったけど、アレが原因というのは信じられなかったというか信じたくなかったというか。
正直アタシは怖い。
遠くからアレを見ただけで震えが止まらなかった。
自分の力量を正確に把握して退いたノダは褒めていいと思う。多分、あのまま戦っていたらアタシは確実に足を引っ張っていただろうしね。

さっき、さくらから酒場に誘われた。
珍しいこともあると思ったけど、どうやら未成年組も含めて女性全員で行こうということらしい。
なるほど、ノダの入れ知恵かな?
帰ってきたら男性陣のために内容を少しだけ書いておく。
ただ、オンナのヒミツってやつもあるだろうから必要なことだけね、わかった?特にモリーノ。


ただいま。
酔ってるので文章おかしかったらごめん。
さくらの言葉はすごく痛くてマミヤはいい子だった。
モモはきっといい女になるし、アーシャとシハルツもいいコンビだ。
アタシはどうだろう、どうかな、あの頃から変わってないのかな、前に進めるのかな。
進んでもいいのかな。
さくらの言葉だけ書いとく。
「命は惜しくて当然です、女だから体に傷がつくのもイヤです。私はそんなこと考えないように育ちましたけど、ないとは言いません。皆さんにそうなって欲しいということでもありません。ただ、同じ死ぬなら悔いなく死にたい。冒険者を名乗る以上、冒険の中で死にたい」
死中に生き様を見つけると言われるブシドーらしい言葉。
あいつらはどうだったんだろう。
あのころのアタシはどうだったんだろう。


やるだけやろう。
今のアタシはリーダーじゃない。リーダーを信じ、サポートするのが自分の役目だと思っている。
あいつらもそんなことを考えていたのかもしれない。
リーダーがアタシを勧誘した時の言葉を思い出した。
「お姉さんの力が必要なんです!きっと楽しいです!いや、無理やりにでも楽しませますから!」
この一ヶ月、楽しくない日なんてなかった…でも、あいつらに悪くて、楽しめなかった。
これが終わったら、あいつらの墓の前で言ってやろう。
「アタシはこっちで楽しんでるから、もう少し待ってて」って。
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| ベンテン/ダークハンター | 01:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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