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ゆぐどらぐらし

世界樹の迷宮2のプレイ日記のようなキャラ日記

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ノダの日記 第36回

◆王虎ノ月 23日

出撃:シハルツ、アーシャ

今日の特訓ペアはギルドきっての仲良し少女組シハルツとアーシャ。
本当に仲いいなこの子たちは。見てて自然と笑顔になるっていうのかな。
こういうのを癒し系って言うんだなきっと。

戦力分析に関しては、前々から言ってるようにシハルツの睡眠の呪言で眠らせれば安定して戦えるので問題なし。
アーシャの属性ショットや、切り札の跳弾もあるから攻撃面でも問題ない。
このコンビもなかなか強いよなー。

対オーバーロードに関しては、アーシャは問題ないと思う。跳ねる数を自分で調整できないらしいけど、それでも跳弾の攻撃力は魅力的だし、もしモリーノを入れればフレイムショットの効き目を上げることも可能だしな。
ただシハルツは、ベンテンさんと同じように、相手に毒や睡眠が効くかどうかわからない状態でつれて行くには単純な攻撃力がなさすぎるので除外かなー、と……思ってたんだよな。特訓を始めてしばらくまでは。

その考えが完全に覆されたのは昼過ぎくらいだったか、魔物の攻撃を俺が剣で弾いたとき、逸らす方向をミスって後衛にその余波がいっちまったんだよ。今考えてもあれは俺の失敗だ、反省。
で、アーシャに攻撃が当たると思った瞬間、シハルツがかばったんだよ、アーシャを。
すかさず俺がメディカを取りだしたんだけど、シハルツはそれを見て
「このままでいい」
って言うなり、俺の前へ飛び出したんだ。
危ないって言う間もなく、次の瞬間、地に伏せてたのは魔物のほうだった……
一瞬のことでよくわからなかったけど、どうやらシハルツをいつも取り巻いてるあの影みたいなのが敵を包みこんで『削り取った』ように見えた。事実、倒れた魔物の体はどう斬ってもそうはならんだろうと言うくらい綺麗な円形に抉られてたからな。

その場を離脱して訪ねたところ、あれはカースメーカーの奥義『ペイントレード』ってやつらしい。
なんでも自分のダメージを倍返しで相手に与える技らしく、見た通り相手の属性や防御力なんてものは完全に無視して『削り取る』のだという。
でも今までそんな技使った事なかったじゃんと言うと、シハルツは下を向いてちょっと顔を赤らめた。
「いきなりマスターして……驚かそうと思った。あと、こういう技は……アーシャが怒るから……」
なるほど、確かに自分が傷つかないと使えない技なんて優しいアーシャは怒るだろうなー、と思いながらメディカを渡したら逆にシハルツに聞かれた。
「回復させなければまた撃てたのに、なんでこれ?」
そりゃまあ、そう言うのを怒るのはアーシャだけじゃないってことなんだけど、不思議そうだったからきちんと言っておいた。
「怪我したまんまの女の子連れ歩くほど俺は無慈悲なヤツじゃないぞ?」ってな。
シハルツはまた下を向いて、いそいそとメディカを使用してた。

で、こんなかっこいいこと言っておいてなんなんだけど、この技を考慮するとシハルツが一気に最終戦候補にあがっちゃうんだよな。
『毒も眠りも効かなかったら』という前提が『効けばラッキー、効かなくても切り札にペイントレード』っていう前提に変わっちゃったからな。
うーん、結局五人しか出撃できないってのは難しいな……


◆王虎ノ月 24日

出撃:コーエン、ノージ

今日はなんというか、異色コンビといっしょに特訓してきた。
といっても相性が悪いわけじゃないんだよなこの二人。
まず戦闘での戦略も理にかなってる。コーエンの爆発的な火力は引き換えに燃費が悪いんだけど、ノージの転化の術ってのでコーエンのTPを補うことが出来るので、結果的に燃費はよくなる。しかもドクトルマグスには回復の術もあるから、前衛の俺も安心して斬り込める。
なかなかの組み合わせだと気づいたんだけど、実は戦闘に関してだけじゃなかった。

っと、先にオーバーロード戦の考察をしなきゃいけないか。
ノージに関しては、難しいとこなんだけど……モモたんがいれば回復は多分問題ないよな、で転化に関してはちょっと懐との相談になるけどアムリタを使うって手もある。なんやかんやで代えがきくのも事実なんだよな。
あと、申し訳ないけど攻撃力に乏しいのも、うーんって感じになっちまうなあ。とりあえず保留ってことで。
コーエンは文句なしでいいんじゃないかなぁ。
モリーノと組めば火炎、組まなくても核熱で安定したどころか桁外れの攻撃力があるし、オーバーロードとの一戦のみと考えれば短期決戦は必至だから多分燃費の面も気にしなくていいと思う。万が一足りない場合は上にも書いたアムリタを使うくらいか。
ということで候補に入れておく。今候補何人にしたっけ……あとでまとめとこう。

で、戦闘以外の組み合わせの話なんだけど、この二人実は気が合うんじゃないかね。
本人たちもそうは思ってなかったらしくて、話してみたら意外と……って感じみたいだけど、俺には全然わからん。
なんせずーっと、この城の材質はーとかこの文字の意味はーとか、そういう学問的な話で盛り上がってんだもん。
あー、でもこれもやっぱりここまでいっしょに来た仲間だからなのかな。
クジョーと同じくコーエンも最初は人とのコミュニケーションとかできなそうな感じだったしな。
コーエンの場合はアレだ、オービィちゃんの一件からこっち、大分キツい物言いが和らいだからそのおかげでうまくいってるのかも知れないな。前にも言ったと思うけど忘れたい過去だってのは重々承知なんだからな。でもほら、あの衝撃は……なあ?

まあそんな話はおいといて、ついに明日のさくらちゃんでこの特訓週間も終わり。
普段じっくり見れないメンバー個々の個性が見れてかなり楽しかった。
さて、あとは俺の問題か……

いいのかなあ、俺先走ってねえなかあ…………


◆王虎ノ月 25日

出撃:さくら

やったからな!俺はやったからな!!
あとのことは知らない……ってわけにもいかないけど、さくらちゃん次第だからな!

あーっと、これじゃ日記にならねえ!
でもあああああああ緊張したあああああああ!!!



モリーノが水持って来てくれた。「いいから落ち着け」って言われたけど、落ち着けないぞこんなの!
いや、でも落ち着こう、すぐにもオーバーロードとの決戦が控えてるのにそんななんていうか、浮ついて?ちがうな、えっと、とにかく落ち着かない状態でいても困るはずだし、うん、落ち着こう。落ち着いた。落ち着いたぞ……

でもさあああああ!!




モリーノ、人の書いてる日記覗きこんでいちいち叩くのやめたほうがいいぞ。モモたんに嫌われるぞ。

えっと、順を追ってこうな。
まあ事は5日前の特訓ペア決めの時から始まってたんだけど、皆が気を利かせて俺とさくらちゃんだけが特訓する日を作ったよな。
で、モリーノとか問い詰めたら「お前ら二人以外は全員、お前らの関係の進まなさにやきもきしてるんだよ!」って怒られた。
いやその、言わんとしてることは確かにわかるっちゃあ、わかるんだよ……
今だからもう言っちゃうけど、俺はさくらちゃん好きだし、少なくともさくらちゃんも俺を嫌ってはいないと思ってた。
でもこういうのってどうやって確認すんの?もし俺の自意識過剰とか暴走する片思いとかだとさくらちゃんにも迷惑だろうし、だったら今のままの方がいいって思うじゃん。
でもやっぱモリーノは言うわけよ。
「今のまま、は冒険が終わったらいっしょに終わるんだぞ?」
ってさ。
確かにそうなんだよな。俺達は一生を共にするって誓ったわけでもなく、この国で世界樹を制覇するために俺がお願いして集ったメンバーなわけで、確かに今となれば家族みたいな感じになってるけど、冒険が終われば別れるヤツも出てくるのは当然なんだよ……

でもさあ、って思うのが俺のいけないところなんだろうし、それを思って皆が今日の特訓をセッティングしたってのも充分わかったから、決まってからこっちはずっと考えてたんだよね。どうやってその、想いを伝えたもんかなって。


それでどうしたらー、って思ってこの日記をペラペラとさかのぼってみたら、ちょうどさくらちゃんのお父さん、ゾウヘイさんが来たときの日記が目に留まってさ。
だから今日はまず、3階層をウロウロしてたんだよな。
案の定
「他の方は皆さん城での特訓だったと聞きました……私が頼りないばかりにこんな低い階層で……」
って嘆かれちゃったんだけど、無理し過ぎて目的の時間までもたなかったら困るから必死にごまかしながら半日。
それで4時ごろかな、21Fから下って20Fに行ったんだけど、下りてすぐのとこにハルピュイアいやがんの……
イケるかなー、と思ったけどやっぱここでも無理してなにかあったら困るので、カッコ悪いのを承知で一端町に戻って援軍を要請。
モリーノとモモたん、あと部屋で本読んでたコーエンを引っ張ってきてハルピュイアに挑む。
まあ、この戦力ではもう負けるような相手じゃないし、混乱対策にモリーノまでつれてきてるので楽勝。
お礼を言って帰ってもらった……はずだったんだけど、あいつらこっそり残って覗いてたらしい……

まあ、そうとは知らずに俺は20Fの広場にさくらちゃんと二人きり(のつもり)。
あああ見られてたと思うとめちゃくちゃ恥ずかしいなーもー。
「何故、ここに?」
って尋ねるさくらちゃんに
「ずっとこの階層の花、綺麗だなーって思ってたんだよ」
と俺。あーもー恥ずかしい。
「ええ、そうですね」
とさくらちゃん。
「この花、桜って言うんだよな」
って俺が言うとさくらちゃんはきょとんとしてた。
「さくらちゃんのお父さんが来た時に聞いたんだよ。さくらちゃんの名前はこの花からつけたんだって。この樹海の桜は違うけど、さくらちゃんの故郷では季節が変わるとこの花も青々とした葉が力強く茂るんだって」
「ええ、それもまた、綺麗なのですよ」
「だからそんな、力強さと美しさを兼ね備えたこの花を名前にしようって決めたんだそうだ。知ってた?」
今思うとちょっと偉そうだな俺……それにこの言い方だともうなんか、ねえ。
「いえ、桜の花からというのは聞いた事がありましたが、そうだったのですか……」
「でもさ、俺もう一つこの花のすごいとこ見つけてさ」
そう言って空を指差す俺。
太陽は徐々に沈み行き、真っ赤な夕焼けが樹海の入り組んだ枝を超えて差し込んできていた。
「夕焼けに染まる桜は、また違った綺麗さがあるんだよ。元の桃色から赤が強くなって、すごい鮮やかで」
「……はい」
んで、俺はその、皆が見てるとも知らずに拳を握って一息で言ったわけさ。
「俺、結構長くこのギルドでみんなと一緒にいるけど、最近になって初めて見る皆の表情とか多くてさ、まだまだ皆の事知れてないなあって思ったんだよね。それはさ、さくらちゃんも同じで……一番知りたい相手だったのに、なかなか知れなくてさ。でも探索中にこの夕焼けの桜を見て一層、見たことのないさくらちゃんをもっと見たい、知りたいって思ったんだよ……」
さくらちゃんは下を向いて黙ってた。
「だからさ……その、ずっと俺のそばにいて、いろんな表情を見せてくれない……かな?」
「それは……」
ようやく顔をあげたさくらちゃんは、頬を真っ赤に染めてて、まるで夕焼けの桜のようだった。すんげえかわいかった。
「この冒険が終わったら、結婚してくれ」
だから俺は真っ直ぐに見つめて、そう言った。


あーーーーーーーーもう恥ずかしい!こういうのって思いだすもんじゃないな!転げ回るわあ……
結局さくらちゃんは
「お返事は少し待っていただけますか」
って言って帰っちゃうから俺も後を追って帰ってきたけど、早まってないよな俺。
明日どんな顔して会っていいかわかんないけど、やりきったよな俺?

うあー、ちくしょーなんで覗いてたんだよもー、今ごろ絶対女性部屋でモモたんが言いふらしてるよ!
だって今現在進行形でモリーノが言いふらしてるもん!コーエンは黙ってくれてたのに!
バカバカ!フラれたら恨むからなモリ!全然お前のせいじゃなくても恨むからな!
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| ノダ/ソードマン | 21:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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